2024年9月8日、公益社団法人 新潟県薬剤師会主催による「自殺予防ゲートキーパー研修会」が行われました。
研修会には新潟県内の薬剤師が参加し、「産後うつ」をテーマとし、女性特有の健康問題についての理解を深め、服薬指導等の場面における自殺予防ゲートキーパーとしてのスキルを習得することを目的に開催されました。
本研修会にて主催者からの依頼により、
弊社代表取締役 茂木崇治が、
「臨床現場における産後うつ病の実情およびその治療」について講演いたしました。
また弊社助産師 高橋萌は、
「すべてのママさんに向けて助産師としてできること〜予防的メンタルケアの必要性〜」について講演いたしました。
▲代表取締役 茂木崇治
▲助産師 高橋萌
茂木は精神科医師として、関わった妊産婦さんにどのような診断・治療を行ってきたか、メンタル不調の背景や周産期におけるメンタルヘルスの現状について講演しました。
高橋は、周産期のママたちの現状、産前産後ケアサービス「ファミくる」について、妊産婦さんへの切れ目のない支援を提供するための施策について紹介しました。
「ゲートキーパー」とは、自殺の危険を示すサインに気づき、適切な対応(悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る)を図ることができる人のことをいいます。
専門職に限らず、同じ社会で生きる一人一人がゲートキーパーとなり得ます。
身近にいる妊産婦さんやご家族、職場の同僚など、いつもと違う様子があったり、辛そうな言動に気づいた際には、そっと声をかけていただきたいと思います。
ぜひファミくるにも、お気軽にご相談ください。