これまで上手に飲めていたのに突然哺乳瓶が嫌になり飲まなくなってしまう哺乳瓶拒否。
母乳だけでは足りない、保育園に預けるために哺乳瓶が必要など状況は様々ですが、
使いたいのに使えないとなるとママ、パパも困ってしまいますよね。
まずは、なぜ哺乳瓶拒否が起こるのか、その理由を解説していきますので参考にしてみてください。
目次
❚哺乳瓶拒否の原因は?
哺乳瓶拒否はなぜ起こる?
突然始まることが多い哺乳瓶拒否は、母乳とミルクの混合で育てている赤ちゃんに見られることが多いようです。
なぜ哺乳瓶拒否が起こるのか考えられる原因をいくつか説明していきます。
ミルクより母乳の方が好き
赤ちゃんはママの匂いがする母乳、ママのぬくもりを感じられる授乳時間が大好きです。
視力が弱いため、ママと他の人を嗅ぎ分けることができるほど、生まれた時から嗅覚が発達しています。
さらに、生後1~3か月頃からは徐々に味覚も発達していき、味の違いが分かるようになってきます。
そのため、母乳とは違うミルクの匂いや味を嫌がって哺乳瓶からのミルクを拒否することがあります。
哺乳瓶の乳首が合わない
哺乳瓶の乳首には、赤ちゃんの月齢に応じた適切なサイズがあります。
成長に伴い、赤ちゃんの吸う力も強くなります。
月齢に合っていない乳首を使うと、吸っても少ししか出てこない、逆にたくさん出すぎてしまい、
哺乳瓶が飲みにくいものとなってしまうことがあります。
乳首の劣化でミルクが出すぎてしまうこともあるので、乳首のチェックもしてみましょう。
ミルクの温度が熱い/冷たい
赤ちゃんはミルクの温度変化に敏感なので、
ミルクの温度がいつもより熱すぎたり、冷えすぎたりすることも原因の一つと考えられます。
乳首が冷たい
ミルクの温度だけでなく、哺乳瓶の乳首が冷たいことも口に入れたときの不快感となり、
拒否の原因になってしまうことがあります。
お腹がすいていない、母乳で満足できている
母乳とミルクの混合の場合、母乳のあとにミルクを足している方が多いと思います。
母乳だけでは足りないと思いミルクを足していたけれど、母乳だけで十分満足できる量を飲めている場合があります。
生後3か月頃から、赤ちゃんは満腹を感じられるようになるため、飲む量が減ることがあり、
母乳でお腹が満たされてその後のミルクが飲めないこともあります。
まとめ
原因として心当たりのあるものはありましたか?
哺乳瓶拒否が改善するのには時間がかかることもあります。
味覚や嗅覚が発達してきて、快・不快の感情を表現できるようになってきている赤ちゃんの成長過程です。
ある程度割り切って根気強く向き合っていってください。
他の記事では、具体的な攻略法も紹介していますのでそちらも参考にしてみてください。
キーワード:哺乳瓶拒否|原因|ミルク|母乳|乳首|
執筆者:高橋萌