【医師解説】子育てで余裕がないときに試してほしいこと

 

子育てに日々奮闘されているママパパへ。

お子さんやママパパとしての成長を感じ、幸せに過ごされている中でも、様々な悩みや不安を抱えることもあると思います。

このような不安を感じることは親としての成長の一過程でもあり、適切な方法を試しながら向き合っていくことで、子育てで感じるストレスへの対処もできるようになっていきます。

今回は、感情のコントロールやストレスへの対処法、親子の愛着を築くための実践的な方法について解説していきます。

 


 

目次

感情の理解と受け入れ

リラックスできる方法を日常に

周囲への相談も大切に

親子の関係を深める

まとめ

 


感情の理解と受け入れ


子育てをしていると、怒りや不安、葛藤といった様々な感情が湧き上がることは珍しくありません。

「良い親でいなければならない」と自分を追い詰めてしまうと、感情が抑えきれなくなることもあります。

まずは、「怒りや不安は誰にでもあるものだ」と受け入れることが何より大切です。

自分自身の感情を否定せず、「今はどうしてもイライラしてしまう」「この状況がストレスになっている」と言葉にすることで、自分の状態を客観的に捉えられるようになります。

 

感情の記録

自分自身の感情のパターンを把握するためには、日記をつけることが有効的です。

例えば…

    • どんな状況でイライラしたのか
    • そのとき自分は何を考えたか
    • どのような行動をとったか 

 

このようなことを記録しておくことで、どんな状況が自分自身のストレスの引き金になっているかを発見でき、対策を考えやすくなります。

 

 


 リラックスできる方法を日常に


ストレスが溜まると、冷静な判断が難しくなります。

そのため、感情が爆発する前に、意識的にリラックスできる方法を取り入れることが重要となってきます。

特にストレスを感じた際は、腹式呼吸を心がけましょう。

腹式呼吸をすることで酸素が体全体に行き渡るため、血行が良くなり、筋肉の緊張がほぐれて気分も落ち着いてきます。

 

腹式呼吸の方法
①背筋を伸ばし、鼻からゆっくりと息を吸います

②お腹をへこませながら、口からゆっくりと息を吐きます
 吸うときの倍くらいの時間をかけて吐くと効果的です

 

物理的な距離をとる

怒りが頂点に達してしまいそうなときには、その場を離れるのも有効です。

お子さんの安全を確保しながら一定の距離を置き、気持ちが落ち着いてから対応すると冷静に対処できることもあります。

 

 


周囲への相談も大切に


子育ての悩みを一人で抱え込んでしまうと、プレッシャーが増してストレスが蓄積されやすくなります。

信頼できるご家族やパートナーの方に話すことで、気持ちが軽くなることもあります。

 

また、各自治体で行っている子育ての相談窓口の利用や専門への相談も有効です。

ご家庭の状況に応じた適切なアドバイスをしてくださると思います。

同じような悩みを持つママパパ同士の交流の場も増えてきています。

「自分だけではない」と感じることが安心感につながることもあるでしょう。

オンラインのサービスや地域の子育て支援センターなどの活用がお勧めです。

 

 


親子の関係を深める


忙しい日常の中でも、お子さんと一緒に遊ぶ時間を確保することも大切です。

遊びを通してお子さんを理解することにもつながります。

 

また、「良い親になろう」と焦ってしまうのではなく、「今日も子どもと笑顔で過ごせた」「何事もなく無事に一日を終えることができた」といった小さな成功体験を大切にしてみてください。

自分自身を肯定することが、子育てを楽しむ鍵となります。

 

 


まとめ


子育ては試行錯誤の連続だと思います。ですが、その過程で得られる喜びや成長はかけがえのないものです。

親としての役割に自信を持ち、感情やストレスの管理ができるようになると、より前向きに子育てができるのではないでしょうか。

 

完璧である必要はありません。

一歩ずつ前に進みながら、今しかない家族での時間を大切にしていきましょう。

 

 


参考文献

日本医師会
https://www.med.or.jp/komichi/holiday/sports_02.html


執筆者:Dr.MTG